いま、世界で最も伸びている酒類カテゴリーをご存知でしょうか?
ウイスキー?
クラフトビール?
違うんです。
それは…
「ジン」なのです。
実はたった10年でウイスキーの母国イギリスではウイスキー市場を超え、『ジン』が蒸留酒市場をけん引しています。
日本ではまだウイスキーほどの存在感があるとはいえないジンですが、そのポテンシャルは大きく秘めています。
国内でも、ジャパニーズジン「翠(SUI)」が、缶タイプの発売を機に、家飲み需要の広がりなどによって好調に推移しています。
サントリーによると、2024年までに国産ジンで売上高100億円の新市場創造を目指すとも発表されています。
一昨年2021年の国内酒類市場トレンドでも『ジン』がNo.1の伸長率を誇ります。
ジン国内市場では、2020年は国産ジンが34%でしたが、2021年は55%と輸入ジンを上回っています。
国産ジンのうち、2,000円未満の“スタンダードクラス”では『翠(すい)』が80%とトップシェア。
2,000円以上の”プレミアムクラス”では『六(ROKU)』が54%と市場をけん引。
そのほかにも…
日本のクラフトジンを代表する銘柄といえば『季の美』。
2014年に誕生した京都蒸溜所が造る、日本らしい繊細な香味に仕上げたこだわりの逸品。
いまや大手酒類メーカーだけでなく、麹の発酵、醸造・蒸留技術を培ってきた日本酒や焼酎メーカーもジンを製造販売しています。
その造り手はいまも急増中!
北は北海道、南は沖縄まで、日本全国で造られるようになりました。
地元の素材などを活かした地域性あふれるジンから吟醸香を感じさせる日本酒のようなジン、定期的にリリースされる季節のジンなど多種多様な商品が多く流通するようになりました。
ジンハイボール
『ジン』を食事と合わせて楽しむ。
(ウイスキー)ハイボール、レモンサワーに続く第3のソーダ割りとして定着しつつあります。
すっきりとした爽やかなタイプが多く、爽快感を感じさせるジンハイボール。
味わいも(ウイスキー)ハイボールと重ならない為、新たなファンを獲得しているのではないでしょうか。
ハイボール、レモンサワーの次に、ぜひジンを。
ご紹介したジン関連ページ
サントリージン 翠 SUI (suntory.co.jp)
ジャパニーズクラフトジン ROKU<六ジン(ロクジン)> サントリー (suntory.co.jp)
京都で生まれたジン蒸溜所 京都蒸溜所 (kyotodistillery.jp)
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飲食は明日への活力
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