中島屋酒店

MENU

BLOG

酒屋のブログ

未来について考えてみよう

Nブログ

SDGsが採択された9月25日(GLOBAL GOALS DAY)を含む毎年9月末の約1週間。

持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起するイベントが世界中で開催されました。

SDGsとは

SDGs(エスディージーズ)は「Sustainable Development Goals」の略称で、
直訳すると「持続可能な開発目標」を意味しています。
SDGsには2030年までに達成すべき17の目標が掲げられており、
これらは2015年に開催された国連サミットにおいて採択されました。

もうすでに折り返しを迎えているところで、SDGsへの認知や関心は世界的に高まっています。

「サスティナブル」「サスティナビリティ」って言葉も最近よく聞かれますが同じ意味なのでしょうか?

サステナビリティとは?

サステナビリティは直訳すると「持続可能性」を意味し、地球環境や人間社会の持続可能性を示す概念として用いられています。

「SDGs」と似たようなワードも存在し、それぞれの違いがよくわからないですよね^^;

わかりやすくいうと、「サステナビリティ」と「SDGs」との違いは「具体的な目標設定」の有無です。

「サステナビリティ」は、持続可能な社会の重要性と実現に向けた取り組み全般を指す抽象的な概念。

それに対して「SDGs」も同じく持続可能な社会をめざすものですが、実現に向けて必要な項目を17の具体的な目標として提言している点が異なります。

できることはなんだろう?

えーと、、ややこしい話はここまでにして…

難しく考えず。

つまり、社会や未来の為に自分(お店・会社)にできることはなんだろうと「考え」、「行動」することが大切ですよね。

弊社で取り組んでいること

ペーパーレス化‥タブレットやネット注文システム、社内コミュニケーションアプリなどを導入することによって、FAXや社内資料などの紙の削減に努めています。

CO2排出量の削減‥全車にドライブレコーダーを搭載。記録されたデータを管理することで、効率的な配送ルートの構築を目指しています。

労働環境整備‥社内システムのオートメーション化を図ることで人が作業していた時間を短縮。電気やエアコンの使用時間の削減につながることもサステナブルとして捉えられるのでしょうか。

リサイクル‥ペットボトル、空き缶、空き瓶、段ボールや業務用ビール樽などの回収も業務用酒販業の商習慣があります。これらはそれぞれの専門業者へ引き渡され、また再利用されます。

キャップはひとつひとつ手作業で外しています。

何も難しいことはなく、普段何気なくやっていることもSDGSやサスティナブルにつながることも多くありますよね。

お酒を作る業界の取り組み

ワインや日本酒の原料は全て農産物です。

気候変動による影響が大きいことからサスティナブルなお酒づくりの関心は年々高まっています。

過去には化学肥料や農薬を大量に使用することで簡単に生産できるようになりました。
その反面、原料自体に個性がなくなってしまったり、正常に生育しなくなるなどの悪循環に陥っていました。

他にも、芋焼酎を作られる際に出てくる「サツマイモの皮」。
茨城県内だけでも年間4万トンも廃棄され、このような産業廃棄物の処理にもコストはかかってしまいます。
フードロス削減は、お酒作りにも深く関わっています。

今では、有機栽培や自然や環境に配慮したお酒づくりは、商品の魅力だけでなく、企業価値を高めることにもなっています。

ここ日本でも、地球温暖化による影響を感じることはありませんか?

特に今年は全国的に猛暑日が続いたり、突然の集中豪雨が増えてきていたり。
世界各国でも同様に広範囲にわたる山火事や洪水、霜害など深刻な被害に見舞われています。

「持続可能な社会」とは人類、世界共通です。

飲食店様の取り組み

地産地消の食材‥地元で採れたての食材を利用することは、新鮮なうちに提供できる為、美味しさやお客様の満足度にも繋がります。その背景にある輸送コストが短くなるということはCO 2削減にも貢献していることになります。

予約メニュー‥必要数のみを仕入れ、作ることで、無駄な廃棄がなくなります。

オーガニック食材‥できるかぎり農薬や化学肥料に頼らずに育てられたオーガニックの食材を使うことで、安全性が高く健康にもよい料理を提供できるようになります。

旬の食材‥旬の食材であれば冷凍など長期保存の必要がないため、収穫してから消費されるまでの環境負荷も抑えられます。

食材を使い切る‥食材を使い切れるようなメニューの組み合わせを考えることも大切ですよね。野菜の根っこから葉っぱまで、動物の頭から尻尾まで、どのようなメニューであれば全ての食材を余すことなく使い切ることができるかを考えることは、食材だけではなくそれを作ってくれた生産者の方、そしてそれを育んでくれた自然への敬意でもあります。

きっと飲食店様が取り組まれていることは、まだまだたくさんあると思います。

ほんのちょっと意識を変えてみてください。

ほんのちょっと見方を変えてみてください。

ほんのちょっと未来を考えてみてください。

ひとりひとりのほんちょっとした先に、未来があるのではないでしょうか。

JAPAN SDGs Action Platform
このプラットフォームは、社会に広がるSDGsに関連した取組を幅広く紹介することを目的に運営しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

飲食は明日への活力

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━